近年は乾牧草ロールや麦稈、稲わらなどの検品を行う際、水分計を使うことがマストになってきていますよね。
昔と違い乾燥状態が一目瞭然で、売買成立の重要な指標になっています。
しかし、刺す場所や回数によって、同じ牧草でも随分と数値が違うため、トラブルの要因となることもしばしば。
そこで、今年の牧草シーズン前に社員全員で検査の方法を統一しました。
1.ネット側から刺す。
2.1本につき1回。
3.9本刺す。9本ない場合はあるだけ。
4.最後にアベレージを出す。(KETTの水分計は自動で計算してくれます。【9TIMES】【AVE】表示。)
ネット側から計ると、平面から計るより高めに表示される傾向があるんですよね。それに同じ畑でもロールによって高いもの低いものの差が出ます。
この手法で、できるだけ査定の平準化が保たれ、少しでもトラブルを軽減できるかもしれません。
現品を忠実にお伝えする、その一環です。