いつも拙いブログにお目通しいただき誠にありがとうございます。
本日をもって、弊社の本年の業務を終了いたします。
2020年はなんといっても新型コロナウイルスが各地で猛威をふるい、この北海道にも甚大な影響を与えました。今、この瞬間にも治療の現場で尽力を尽くしていただいている医療関係者の皆様には、 心から感謝と敬意を表する次第でございます。
今までの当たり前がずいぶん変化しました。
人と人が会することを極力避けなければならない時代、コミュニケーションの形も質も大きく変わってしまう中で、信用、信頼と いうものを「人と会う」こと以外で築き上げて行かなければならない局面も多くありました。
事務所の机配置は隣同士を1メートル以上離して、お客様からいただいたオファーを電話やメール、SNSを駆使しながらお応えする など、弊社なりの対策を施してゆく中で、信頼の積み重ねというものも新しい時代になっているということを感じました。
早くこの脅威が去っていくことを願うばかりですが、こんな時代だからこそ「食」は守り抜いていかなければならず、北海道農業 の発展が停滞することはあってはならないと考えています。
本年はヘルパー事業が2年目を迎え、事業としての形が固まりつつある年でした。
ご愛顧、そしてご協力いただいた牧場様には心より感謝いたします。 この事業はなんとしても成長させて、北海道中の農家様のご要望ご期待に応えてゆきたいと考えております。
そして、牧草流通事業は北海道産牧草の有効利用の促進に一定の効果をもたらしているものと考えております。 仕入販売を委託いただいた牧場様、本当にありがとうございます。
また、本年は酪農用配合飼料も多く受注いただきました。飼料計算においては拙いながらも専門家の意見を反映し、 牧場様と共に収益増加を目指すという、とてもやりがいのある役割をいただきました。心より感謝申し上げます。
来年も社員一丸となって北海道農業発展に寄与するべく、一層の努力を積み重ねてゆく所存でございます。
本年一年誠ににありがとうございました。
2020年12月30日 株式会社ニッセン産業 代表取締役 原 智則