7月4日~9日までの1週間、茨城県つくば市において日本農産工業の主催する「第5回養牛研修プログラム」が開校され、弊社からは入社6年目の森川浩道主任が修行してきました。現在の飼料計算の基礎になっているNRC飼養標準の策定に携わったバタズ・ケサブ博士講師のもと、全国より集まった16名ほどの受講生とともに合宿し、1週間塩漬けとなって牛の飼養管理について学んで来ました。
森川主任:
「合宿ではデスクワークと農場実習、まとめのディスカッションを毎日行いました。デスクワークでは難解な授業が多く、ついていくのに必死でしたが、貴重な知識をたくさん吸収しましたよ!農場実習では牛の体重・体高や残餌の量からエサの摂取量を調べたり、親の初乳に含まれるIgGの実値を取ったりと、初めてで驚きの体験ばかりでした!自分の牛に対する見方が全く変わりましたね。そして最終日の課題発表に向けて毎日ディスカッションの中でその日の学びをまとめてゆき、当日は笑いを交えてインパクトのある発表ができました(^^)合宿の最後には卒業試験がありましたが、見事合格!修了証書をいただきました!!この学びをお客さんや他の社員にどんどんフィードバックしていきますね!ちょっとエラくなった気分で楽しみです!!」
1週間、短期集中で何年分もの専門知識を詰め込む本研修。配合飼料メーカーの大変有意義な試みだと思っています。しかし、実際に北海道酪農に活かされて行かなければ意味がありませんよね!新たな情熱を燃やしている森川主任の今後に期待です!!
Facebookにアップした問題は卒業試験の一部分です。答えは以下をご参照ください(^^)
問 子牛の主な下痢の原因とならないものを選んでください。
問 受胎が最も期待される人工授精の方法を選んでください。
A.夕方に発情が見られたので、すぐ人工授精を行った。
B.夕方に発情が見られたので、翌日の同時刻に人工授精を行った。
◎C.夕方に発情が見られたので、翌朝人工授精を行った。
問 乳糖はVFAを構成する( )と主に関係する。
◎プロピオン酸
左の✌が森川主任です!!