株式会社ニッセン産業

北海道釧路町 株式会社ニッセン産業が運営しているブログです。
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発酵飼料もありかな?!

畜産・酪農経営で評価がまちまちなのが食品粕などを発酵させて製品にしている発酵飼料だと思います。
うまく利用して成果を上げている牧場はたくさんあるのですが、いかんせん、「水分買ってるようなもんじゃん。」という批判からは逃れられません。
確かに。そうなんです。半分ですからね。カロリーは半分しか摂れません。なのに運賃他の経費は全体にかかるのでカロリーベースで非常に価格の高いエサってことになりますよね。でも水がなければ発酵しないから、しょうがないことです。飼料計算をされている牧場様も多いと思いますが、もちろん安価なカロリー源は輸入穀物です。
しかし、食品粕類やその発酵飼料を利用して効果を上げている牧場はたくさんあります。カロリーベースで割高なのになんででしょうね。
最近、食品粕発酵飼料のお仕事をいただくようになりました。そして、私も独立前は発酵飼料のメーカーで働いていたこともあるので、色々考えるんです。
北海道は言わずと知れた「牧草の宝庫」です。しかし、それでは養分が足りないので輸入の穀物を混ぜます。それが一番オーソドックスで期待通りの結果が出ますよね。そして日進月歩で改良されている牛には、それに応じて穀物の量を増やし最大限の成果を狙っていく、それが基本スタンスで王道です。
ところが、穀物の量を増やすことで比例して増えてくるのが牛の体調悪化。ほんと難しいですよね。草食動物って基本「草」を欲しがってますから。セミナーや勉強を重ねると、牛の第一胃(ルーメン)を安定させることができれば、かなり問題が減るんだなってことがわかってきます。
方法は色々あるのでしょうが、発酵飼料を食べさせるのもその一つだと思います。割高な発酵飼料を利用し続けている牧場は「ルーメンの安定」を実感しているのだと思うんです。費用コスト・作業コスト・凍結の問題などを「成果」が上回っているっていう実感ですね。飼料計算上で説明がつかないのであくまで実感。でも経営的にバッチリなんでやめない。やめたこともあったけどまた再開するって牧場もあります。
「長もの牧草をよく食べる」「フンがしまる」「飼料全体の摂取量が上がる」ってことをよく仰います。牛の調子もいいのだそうです。あくまで実感ですが・・。
飼料成分や乳量・乳成分、個体要求量などから計算する飼料計算のメニュー作りと違って、発酵飼料に含まれる乳酸菌の活動やルーメンの安定に検証数値はありませんので、利用者の実感でしか判断できない・・・。賛否両論は当然だと思います。
北海道は牧草の宝庫ですが、その苦労して収穫した牧草の利用効率を高めるかもしれない「発酵品質が高い食品粕発酵飼料」であれば選択の余地があるのではないでしょうか?「発酵品質が高い」ということがポイントで、PHが低くて乳酸菌が多くいるはずの発酵飼料を選ぶことが重要。カロリーを買うのではなくて発酵品質を買うというイメージですね。
また、食品粕発酵飼料の利用はリサイクルの観点からも社会のためになっていますよね。
我々は今後も日本各地から複数案を北海道に示していきたいと思います。(ここまで書いて「商品名はないんかい!」と思った方、ごめんなさい。複数案ありますので・・・。お問い合わせください!)