株式会社ニッセン産業

北海道釧路町 株式会社ニッセン産業が運営しているブログです。
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牧場研修の振り返り🐄【新人日記/酪農ヘルパー編】

皆さま、お久しぶりです。酪農ヘルパー課新人の齊藤です。
早いもので入社してからもう7ヶ月!目まぐるしい毎日を送っています笑

今回のブログでは、牧場研修について振り返りたいと思います。
酪農のお仕事を目指している方の参考になれば幸いです!

 

研修先は、別海町のD牧場様!5月の約1ヶ月間、お世話になりました。
こちらでは、ロボット搾乳機の掃除方法や除糞・牛追い・哺育をメインに教えて頂きました。



分娩室の寝藁引きと配合飼料配給
まず初めに来たら、フリーストールとは別に居る分娩室の牛たちに寝藁ひきと配合飼料を給餌します。
日によっては沢山の寝藁が必要になったりと見極めがかなり大変でした。
牛に邪魔されないように配合飼料を給餌しその間に行うのですが、時間をかけてしまうと牛が食べ終わってこっちに来たりするので、そこも気にする必要があり大変でした💦


哺育
日や体調によって、飲ませるものがかなり変化するということを学びました。
通常は代用乳(粉ミルク)、体調が悪い子は電解質(ポカリみたいな奴です)、生まれたばかりの子は母牛の乳を飲ませます。
子牛が下痢をしないよう、温度管理は慎重に。42度で作ります。
作った粉ミルクを子牛がグビグビ飲んでくれるととても嬉しくなります⤴⤴⤴


通路の除糞
バーンスクレッパーが通らないところや止まる所は排泄物がそのままになってしまうので、押し出してくれるところまで、除糞します。
朝は、排泄物が沢山あるのでかなり重くて大変でした。

 

メイン作業のロボット掃除
半日経っただけでもかなり汚くなります。
まず、牛が入らないようにして、ロボット下のマットを綺麗にすることからスタート。
精密機械部分に水がかからないように気を付けながら掃除します。

これは、研修期間も終わりに差し掛かる頃にやっと気づいたことなのですが・・・どこが汚れていて、どれほど汚れているのかを理解しているとかなり速く作業できますね😅

ここをどれだけ綺麗にやっているかで、次の日の掃除が楽になるので丁寧に行いました。
でも、まわりの皆さんは、自分よりかなり作業が早いので、焦ってしまいました。



何気に一番大変だったベッド掃除
こちらの牧場さんではかなり綺麗に掃除するので、家の人に追い付く事をひたすら考えて掃除していました。
牛が寝ていても、起こして避けて貰うのですが、なかなか避けてくれない牛もいてかなり苦戦しました。
顔近くをつつくとかなり速く避けてくれる事に気付いたのは、これまた研修期間終わり頃でした・・・😅

 

頭脳戦?な牛追い
立ち位置が重要だということを学びました。
牛に対して真後ろにいると別の方向に、真横にいると後ろに逃げる事があり、逃さないように誘導するのにかなり頭を使いながら作業をしました。

 

蹄浴掃除
朝のみ、蹄浴を掃除します。
栓を開けて、ホースで浴槽に水を流しながら、溜まっている排泄物を取り除き、水が綺麗になるまで掃除します。その後栓をし、消毒剤を入れて完了です。
掃除中、搾乳が終わった牛を通すので、少し汚くなってしまうと掃除の時間が長くなるので綺麗に素早く行うのがコツです。
掃除後、牛を通して、浴槽にうんちされた時はなんとも言えない気持ちになりながら見守っていました💩💩💩


その他、乾乳の牛を外に連れて行く作業補助をしたり、出産しそうな牛を連れてくる作業補助をしたり、ブルーシートを片付ける作業補助をしたり沢山体験させていただきました。


牧場の方や先輩たちと一緒にしっかり作業できているか不安もありましたが、できる事が増えて楽しく研修を終えることができました。
不安に思ったことは、そのままにせず言語化を行い課題として、しっかり経験値にしていきたいと思います!