牛のエサとなる「牧草」を、余っている牧場から必要な牧場へ届ける。
そんな畜産業の裏側を支えているのが、私たちニッセン産業の「牧草営業職」です。
ただ供給するだけじゃなく、「どんな牧草が欲しいのか?」「どれくらい必要なのか?」など、牧場ごとの状況を丁寧にヒアリングして、その時々のニーズに合った提案をしていく仕事です。
今回は、そんな牧草営業のスケジュールや、業務ツールについてご紹介します。
牧草営業のスケジュール
ニッセン産業では、3ヶ月〜半年ほどの研修を受けたあと、北海道内の5〜8ヵ所ほどの地域を担当します。
担当エリアの牧場の情報を集めたり、牧草の取引がスムーズに進んでいるかを管理したりするのが主なお仕事です。
1日の勤務時間は、 8:30〜17:30(休憩60分)。
残業はほとんどなく、有給もしっかり消化できる体制です。
出勤日数は月平均21日間。有休消化を含めるとそれ以下の日数になります。
訪問先から自宅に直帰することも多く、事務所に寄るのは必要な時だけ。
仕事とプライベートのバランスがとりやすいのも、この仕事の魅力です。
Salesforceを活用し業務を効率
営業活動のベースになるのは、社内で活用している管理ツール「Salesforce(セールスフォース)」。
Salesforceは業務管理システムで、スケジュールや取引先の情報、タスクの進捗などを一元管理できるツールです。
日々のタスクや訪問予定はこのシステムにしっかり組み込まれているので、スケジュール管理もしやすく、やるべきことが明確です。
牧場は朝と夕方がとても忙しい時間帯なので、訪問はお昼頃〜夕方までが基本です。
牧場を訪問したあとは、社内の内勤スタッフに納品処理を依頼したり、次の商談に向けた準備やTODOを整理したりして、次のアクションへつなげます。
訪問は基本的に昼間のみ、さらに内勤スタッフの手厚いサポートもあり、残業はほとんど発生しません。
この“働きやすさ”も、牧草営業ならではの魅力です。
1日の流れ
✅朝のスタート
スマホでSalesforceアプリを開くと、その日の訪問先やタスクが一覧で表示されます。
地図アプリと連携しているので、タップするだけで牧場までのナビもバッチリ。
✅訪問直前にサクッと確認
牧場のすぐ近くで停車し、過去の商談履歴をチェック。
訪問目的やポイントが明確になった状態で商談に入れるので、無駄がありません。
✅商談(9:00〜15:00が中心)
商談では主に以下のようなやり取りを行います。
- 牧草購入の提案
- 出荷可能な牧草の確認と提案
- 牧草の品質チェック(検品)
- 次の収穫期に向けた打ち合わせ など
✅商談後もスムーズ
牧場を出たら、近くで停車してすぐにアプリで情報を整理。
アプリ上で、発注・配送依頼、案件のエントリー、商談メモ、TODO作成、次回訪問の予定登録など、すべてその場で完了します。
✅あとは、次の訪問へ
ひとつの商談が終わったら、頭を切り替えて次の牧場へ。
タスク消化を進めながら、昼休憩も自分のタイミングで取れる働き方です。
夕方には、今後の営業予定が効率よく出来上がっています。また、エントリーした牧草案件がすでにマッチングされていたり、内勤に依頼していた仕入先の発注・トラックの手配が完了していたりします。
営業職は営業に集中できる環境が整っており、朝の資料準備や、帰宅後の整理作業に時間を取られることはありません。
地域との信頼を築き畜産業に貢献する
牧草営業は、地域や牧場との信頼関係を少しずつ築きながら、畜産業を支える仕事です。
「この人からなら安心して買える」
「この人になら相談できる」
そう思ってもらえる関係を育てていくのが、何よりのやりがいです。
信頼関係を築くには人の力ももちろん大切ですが、それだけではありません。
ニッセン産業では、牧草に特化したYouTubeチャンネルの運営や、北海道牧草の価格を運送費込みで比較できる「N-ROUTE(エヌルート)」の活用など、サービス面でも驚かれることも多く、ただ物を売るだけでない提案型の営業ができるのは大きな魅力のひとつです。
相手に驚かれるような、自信を持って紹介できるサービスがあるからこそ、営業の仕事が楽しく感じられる場面もたくさんあります。
「こんな働き方、いいな」と思った方へ。
牛と牧場、そして地域の未来をつなぐ仕事を、私たちと一緒に始めてみませんか?